鹿児島・深蒸し茶 diary

鹿児島県鹿屋市にある「岩元園」は深蒸し茶の農家です。

茶袋がこんなに大きくなりました。

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あれよあれよと、今年5回目の茶摘みが始まっています。

この茶摘みは「5番茶」とは言わず秋冬番茶と呼ばれ、今年最後の茶摘みです。

 

上の写真の紙袋は茶工場から茶市場への出荷用の袋です。製品移動が比較的短く、仕上げ加工(火入れ)されるまでの貯蔵期間も短いことから「仮包装」みたいな役目です。クラフト紙2枚の間に防湿のためにポリエチレン1枚をはさんだ3層袋です。この袋は「大海袋」と呼ばれています。

1番茶の製品では左の小さい袋に30㎏入りますが、

5番茶(秋冬番茶)では右の大きい袋に25㎏しか入らなかったです。

何故なら、原料の茶芽が春と秋では変化しているからです。

1番茶の芽は小さく柔らかいですが今回の芽はやや大きく硬いので、仕上がった製品も大きくなります。

 

同じ金額・同じ内容量でどちらのお茶を買うか迷った場合は、

なるべく小さく・なるべく重い商品を買うべし!!

サササーとまとめちゃいましたが、明日も朝が早いのでこれにて失礼。

おやすみなさい。