寒くなってきました!この棒で霜対策。
さてさて、冬に向け茶畑の防霜対策も始まっております。
岩元園の茶畑では、写真の棒(スプリンクラー)と扇風機みたいな(防霜ファン)との2種類を設置しています。畑の[立地条件]や[水の環境]によって分けています。
スプリンクラーでの散水は、寒さ(霜)で新芽が被害にあわない様に氷を付けて保護します。霜対策なのにわざと芽に氷を付けるのです!! 詳しい説明はまた今度。
新芽は寒さに弱く、徐々に寒さにも強くなってきます。人間と一緒。人間も徐々に寒さに慣れるでしょ?だからこそしっかり保護します。現在、茶畑の上面の温度が3度になったら、水を撒く設定ですが、徐々に茶芽自身が寒さに強くなってきたら、設定温度を3度から低くしていきます。
「それぞれの茶農家」や「畑の立地条件」等によってこの設定温度も違いますが、守るのは一緒です。この芽が来春の1番茶にとても大切です。