鹿児島・深蒸し茶 diary

鹿児島県鹿屋市にある「岩元園」は深蒸し茶の農家です。

大切な茶の根を切りました。

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「深耕作業」も終わりました。

深耕(しんこう)

畝間(茶と茶の間)の土壌の物理性を改善し、根が養分や水分をよりよく吸収できるように深さ30cm程度に深く耕すことをいう。

茶の科学用語辞典より

しかし、岩元園の深耕とは、 機械で30cm程度の深さから土を振動でボカシながら根を切っていきます。要は、根をバッサリ切りながら土も耕す

なぜなら、お茶の樹は寒くなると徐々に生育を停止して休眠に入ります。古い根をバッサリ切る事により休眠前に栄養をたっぷりと蓄えようとして、新しく根の成長が促されるからです。

栄養たっぷりの休眠から目覚めて、初めての収穫(新茶)が一番美味しいのです。毎日の作業が翌春の出来に繋がります。後悔しないように頑張ろっと♪♪